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イトヨリダイで手作り粕漬け



瀬戸内海産などのお取り寄せには、アマダイやイトヨリダイなどが時折入ってくるんですが
何度かお刺身で頂いてみた所、淡白であっさりした味わいと柔らかで薄いピンク色のキレイ身質を堪能出来ました。

が、食べてみて少し水分の多いお魚だと言うことも判ったので
お刺身以外にも頂く方法があっても良さそうで、なるほど一般的に蒸し物、西京漬けや吸い物、干物などに利用されているのが
何となく解りました。


▲08年8月6日のウハウハセット 真ん中のシマのあるお魚がイトヨリダイでございます。



今回はスーパーなどでも手軽に手に入る酒粕を使って作ってみます。
筆者の近所では、豆腐や白滝などの日配品売り場で300円ちょいだったと思います。夏場でも売ってるんですね、これはラッキ〜♪

 

今回の材料は、、(ミネラル塩使ってます)小匙1/2〜1は好みで加減、みりん大匙3酒粕200g酒大匙1イトヨリダイ1尾ですが、アマダイやお刺身にするにはちょっと小さい真鯛でも、その他焼きが合いそうな白身魚なら大丈夫そうです。それとシール付きフリーザーバッグのような袋があると便利でした。

お魚はウロコを取って三枚下ろしにした後、片身を2切れ〜3切れの切り身にしました。塩をなじませて(分量外)1〜2時間布巾などを敷いて冷蔵庫に入れたら、余分な水気が抜けていい感じになっていました。

酒粕は細かく千切って調味料類と共に、本来はすり鉢でよくすって混ぜ、バットに敷いておき塩をしたお魚をガーゼなどで包んでから漬けるのですが

ここは手抜きして楽に参りましょう、奥様。ξ(^∇^)ξ

そこで、そっくりフリーザーバッグに入れ、袋の外から手で潰して混ぜました。

まだ硬いようなら、みりんの量を増やしてペースト状になるように調節するといいと思います。多少酒粕のカケラがあったって酒粕食べるワケじゃないしネ

急ぎの場合はすぐ漬けられますが、時間に余裕があれば数時間冷蔵庫で寝かせて酒粕がふやけてから潰すと滑らかになるようでした。

出来た酒粕に切り身を漬けて袋の空気を抜き、一晩〜二晩で漬け上がります。

焼く時は、普段の火加減ではあっと言う間に焦げて真っ黒になっちゃいますので、中弱火でなるべくそばを離れないようにしてゆっくり焼くといいと思います。


▲この日は、オイルと酒、塩で蒸し焼きにしたエリンギとししとうに
葉生姜(これは生のまま)を添えてみました。
葉生姜は後で、粕や味噌を付けて頂こうと思います。

新鮮なお魚で作ったので、箸で一枚一枚剥がれるように身がしなやかに締まっていました。。
一口を箸で分けるたびに、粕のいい香りがふんわりとして来ました。こんがり焦げた皮、身の旨みとふくよかな甘みが調和して、大変美味しく頂けました。

筆者の場合は、お取り寄せが来た日か翌日にこんな感じで作り、初日〜2日目は他のお魚でお刺身を頂き
3日目あたりにこんな風にした漬け魚を頂くようにしています。

尚漬け終わった後の酒粕は、冷凍保存後、解凍して試しに数回使ってみましたが2回目で魚の生臭味が移って来ました。

冷凍保存後は、後1回位でやめておいた方が良さそうです。漬け込む前の酒粕なら冷凍保存オッケーでした。10:57 2008/08/24